メバルの穴釣りは探り釣りの一種です。
基本的には、メバルがいそうなテトラの隙間などを探っていきます。
ここでは、メバルの穴釣りの仕掛けと釣り方のコツ、時期についてご紹介します。
メバルの穴釣りの時期・時間帯
メバルの穴釣りは1年中行える釣りです。ただし、秋がもっとも釣りやすいです。
おすすめの時間帯は朝マズメや夕マズメです。
夜釣りでも狙えますが、危険が伴いますので注意が必要です。
メバルの穴釣りの仕掛け
メバルの穴釣りの仕掛けは、次のとおりです。
ロッド
ロッドは2m前後でやや硬めのものがおすすめです。長すぎると、近くにあるポイントに仕掛けを落とし仕込みにくいです。
あまりにも柔らかいと、誘いや合わせがうまくいきません。
バスロッドなどが非常に使いやすいです。
リール
リールはスピニングリールでもベイトリールでも構いません。小型で十分です。
使いやすいものを選んでください。
道糸
道糸はナイロンの2~3号を使います。サルカンなどは、根がかりの原因となりますので、なるべく使わない方がよいです。
ハリ
ハリはブラクリか、ジグヘッドを付けます。ブラクリは1~3号、ジグヘッドは1~2号を使います。
オキアミやアオイソメなどのエサを使ってもよいし、ワームを使ってもよいです。
メバルの穴釣りの釣り方のコツ
テトラの隙間などが好ポイントになっています。潮が流れていてベイトがいるような場所がおすすめです。
あとは、ここぞという穴を探すしかありません。
この釣りは、ひたすら移動して、歩き回る釣りです。
穴を見つけたら、どんどんアタックしましょう。
釣り方は非常に簡単です。
穴を見つけたら、その穴に仕掛けを投入し、底まで沈めます。
底に着いたら、糸ふけをとって、軽く竿先を上下に動かした後、何もせずにアタリを待ちます。
これを繰り返します。
エサで釣る場合は、それほど誘いをかけなくても喰ってきます。
どちらかと言えば、あまり動かさない方がよいです。
しばらく待って、アタリがなければ仕掛けを回収し、エサの確認をします。
エサがなくなっていれば、魚がいる可能性が高いので、もう1度チャレンジしてみましょう。
ワームで釣る場合は、誘いをかけないと喰ってきませんので、適度にちょんちょんと誘っては止めます。
しばらくそれを繰り返しても喰ってこない場合は、場所を変更します。
違和感があったら、とにかく合わせてみます。
魚がかかれば、すぐにロッドを立てて素早く巻き上げなければなりません。
穴釣りは仕掛けを穴に落とし込んでの釣りなので、のんびりしていると根に潜られてしまいます。
そうなれば、引き上げるのが難しくなります。
魚が逃げるだけでなく、仕掛けもロストしてしまいます。
釣り自体は簡単なので、初心者や女性でも十分楽しめます。
足場が悪いことが多いので、転落などには注意が必要です。