タチウオがエサに喰いつくとウキが沈みますが、すぐに合わせるとハリ掛かりしません。
そのため、少し待って、タチウオがしっかりとハリに掛かるタイミングで合わせを入れないといけないのです。
これが、この釣り最大の魅力です。
ここでは、タチウオの電気ウキ仕掛けと釣り方についてご紹介します。
タチウオの電気ウキ釣りの時期・時間
おかっぱりからタチウオを狙うには、6~1月ぐらいに釣りに行くとよいです。中でも、おすすめは8~11月です。
数が釣れるので非常に楽しいです。
大型を狙いたいのなら、寒くなる秋の終わり以降がよいでしょう。
電気ウキを使うことからわかるように、おすすめは夜釣りです。
タチウオは日が暮れると接岸してきます。
夕マズメから夜間にかけて狙うとよいです。
タチウオの電気ウキ仕掛け
タチウオの電気ウキ仕掛けは、次のとおりです。
竿
竿は磯竿の2号を使います。長さは5m前後がおすすめです。
穂先が硬すぎる竿は避けた方がよいです。
リール
リールは中型のスピニングリールを使います。サイズは2500~3000番を使います。
ライン
ラインはナイロンの3号を使います。PEでもOKです。
電気ウキ
電気ウキは自立の2~3号を使います。中通しオモリ
中通しオモリは1~3号を使います。ハリス・ハリ
市販の専用仕掛けを購入するとよいです。タチウオバリ5号ぐらいのものを選びます。
タチウオの電気ウキ釣りのエサ
タチウオの電気ウキ釣りのエサはキビナゴがおすすめです。イワシやドジョウを使ってもよいです。
アミノ酸などのエキスに浸かったエサもあります。
タチウオの電気ウキ仕掛けの釣り方
まず、仕掛けを軽くキャストします。糸ふけを取ります。
基本的には、そのままアタリを待つだけです。
たまに、シャクるなどしてエサを動かします。
アタリがない時は、ウキ下の長さを変更します。
3mぐらいから始めて、どんどん長くしていきます。
タチウオがいるタナにエサを持っていけるかどうかで釣果が大きく変わります。
沖の方ばかり狙うのではなく、足元でも釣れることがあります。
そのため、広範囲を探ることが重要です。
アタリがあれば、ウキが水中に沈みます。
しかし、焦って早合わせしてはいけません。
ウキが沈んでも、タチウオがしっかりエサに喰い付くまで待たなくてはなりません。
ウキが消えるぐらいまで入り込んだ後、一呼吸おいてから合わせるぐらいでOKです。
しばらく待ってもウキが消えるまで入り込まない場合は、竿をゆっくり立てて聞き合わせし、重みがあれば思い切って合わせてみるとよいでしょう。
ハリ掛かりすれば、ラインのテンションを緩めないように巻いてくるだけです。